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電気自動車の充電インフラ 全国整備の動き

自動車がガソリンスタンドでガソリンを燃料として補給するように、電気自動車(EV)の燃料といえば電気になります。そして車を走らせるためには当然、電気を充電する設備がないといけません。

そこで、三菱自動車の電気自動車「i-MiEV」(アイミーブ)を擁する三菱グループが一丸となり、近いうちに日本全国に電気自動車が充電できる施設を整備する動きがあるようです。

三菱自動車と同じ三菱グループの三菱商事と三菱地所が、高速道路会社や自治体などと組んで、全国の主要都市をはじめとした幹線道路沿いに、2012年までに最大1000か所の充電器を設置。電気自動車に乗る企業や個人らに対して、充電を有料で提供するとのことです。

三菱自動車は2009年7月、アイミーブの量産をスタートしました。しかし、いったんフル充電したとしても、一度の走行距離がまだ160km程度で、急速充電器を各地に整備しないと普及は見込めないと考えられています。

電気自動車は、二酸化炭素をまったく排出しないため、地球の環境にやさしい究極のエコカーといわれています。もし、日本全国に充電スタンドがまんべんなく整備されれば、電気自動車も今よりもっと普及することでしょう。充電設備の初期費用がかかるなど、クリアしなければいけない問題もまだまだ山積みです。しかし、地球の環境保護にもつながるため、官民一丸となった動きが期待されています。さて世界の自動車産業はどっちの方向に行くのか楽しみでもあります。昔のVHSとベータ戦争のようにユーザーが踊らされることのないようにメーカーさん御願いします。

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