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日本発「痛車」ブーム

自動車の外装にアニメやゲームのキャラクターなどをペイントした車を「痛車(いたしゃ)」といいます。ある車は、ボンネットから屋根の上まで車のボディのいたるところにかわいい女の子のイラストがついていることがあります。まさにおたく文化を持つ日本ならではのとてもユニークな車といえるのではないでしょうか。

 そのまま「いたしゃ」というと、通常、イタリア車になります。しかしこの痛車は、明らかに取り返しの付かない、ひどい、本人は満足でもまわりが見ると常軌を逸している状態などを指すテレビやインターネットなどで広まった造語です。ちなみに、同じようにペイントされたオートバイは「痛単車(いたんしゃ)」、自転車は「痛チャリ(いたちゃり)」といいます。

しかしここ数年、痛車ばかり数百台も集めたイベントが日本各地で開催され、メディアに盛んに取り上げられるなど、痛車は日本で非常に注目を集めています。ある人だと、外装だけでなくシートなどの内装にもこだわっており、1台の痛車で数百万円以上もかけるケースもあるようです。さらに痛車は、日本で最も人気の自動車レース「SUPER GTシリーズ」へも参戦しています。

同人誌の展示即売会「コミケ」が不況知らずで盛り上がっているのに合わせて、自動車の世界にもその影響が及んできていると言えるのかもしれませんが私は乗る度胸がありません! アシカラズ!

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