title image

スタッフブログ

欧州での4月の新車販売12.2%増

ヨーロッパでは、新車の販売台数が2ケタに乗るほどの増加傾向にあるようです。

CEA(欧州自動車工業会)が発表した4月の欧州全域の新車販売で、総販売台数は160万7,254台で前年同月比は12.2%増と、10か月連続で前年実績を上回りました。特に、イギリス、イタリア、フランス、スペインの主要4か国では、「スクラップインセンティブ」効果で、セールスは引き続き好調を維持しています。一方ドイツは、インセンティブが終了した影響で前年割れが続き、4か月連続で前年実績を下回ったとのことです。

主要9社の販売実績を見ると、1位のフォルクスワーゲングループ(アウディ、セアト、シュコダなど含む)が、前年同月比8.9%増と2か月ぶりにプラス。特に、アウディ、セアトが好調とのことです。

そして2位のPSAプジョーシトロエンも、前年同月比21.7%増と10か月連続増。さらに、2月の4位から3位に上昇したのはフォードグループ(ボルボ含む)で、前年同月比21.2%増を販売して10か月連続で前年実績を上回っています。

また、4位のルノーグループ(ダチア含む)は前年同月比36.3%増と大きく伸びており、5位のGMグループ(オペル、シボレー、サーブ含む)も前年同月比は6.7%増と9か月ぶりに前年実績を上回りました。

一方、5位から6位へ順位を下げたフィアットグループ(ランチア、アルファロメオ含む)は前年同月比1.3%減と12か月ぶりのマイナス。7位のBMWグループ(MINI含む)は前年同月比13.5%増と5か月連続の前年実績超えでした。8位はダイムラー(メルセデスベンツとスマート)。9位はトヨタグループ(レクサス含む)で、リコールの影響を受けたと考えられます。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください