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スタッフブログ

寝屋川市N様 BMW E91 320i ツーリング  オイル漏れ修理

BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、寝屋川市N様のBMW E91 320iツーリングです。
先日、オイル漏れ修理のお見積もりでご来店され、作業のご予約を頂いていたお車です。
お見積もり、部品の手配も済んでいるので、早速、作業開始です。
今回修理する部分は、320iの4気筒エンジンでは、定番の部分になります。
まずは、エンジンオイルパンガスケットの交換から。
オイルパンを外すために、フロントキャリアを下げたり、エンジンを吊り上げたりと作業が多めです。
オイルパンが外れるとこんな感じです↓
DSC_0882あとは、ガスケットを交換し、外した部品を復元です。
オイルパンが終わると、次は、タペットカバーガスケットの交換です。
コチラもエンジンカバーやイグニッションコイルを外しエンジンハーネスを避けたりと作業が多めです。
で、タペットカバーが外れるとこんな感じ↓
DSC_0889あとはガスケットを交換していくのですが、その前にもう1箇所のオイル漏れを修理します。
オイル漏れの部分は、バキュームポンプです。
タペットカバーが外れていると作業し易いので、先にバキュームポンプを修理します。
バキュームポンプは取り付け部分のガスケットとポンプ本体のガスケットの交換です。
バキュームポンプを外して、分解すると↓
DSC_0891バキュームポンプを先に修理しエンジンに取り付けてからタペットカバーを取り付けていきます。
タペットカバー部分の修理が終わると、次は、ソレノイドバルブのOリングの交換です。
この部分は、ボルト1本外せばソレノイドバルブは外れるので、難しくはありません。
DSC_0888こちらはサクッとOリングを交換し、次のオイル漏れを修理です。
つぎは、オイルフィルターブラケットのガスケット交換です。
ここは、オイルフィルターを外しオイルクーラーホースを外せば、あとは3本のボルトを外すだけです。
ブラケットを外し、ガスケットを交換します。同時にオイルクーラー部分のガスケットも交換しておきます。
DSC_0885オイルフィルターブラケットの修理が終わると、最後の修理部分です。
最後は、ATオイルパンからのオイル漏れです。
コチラは、オイルパンごと交換します。
ATFを抜きオイルパンの取り付けボルトを外せば、オイルパンは外れます。
オイルパンが外れると↓
DSC_0895新品のオイルパンを組み付ける前にATハーネス部分のシールスリーブという部品を交換しておきます。
この部分からもオイル漏れをよく起します。
シールスリーブを交換しATオイルパンを取り付けます。
ATFやエンジンオイル、クーラントを補充する前に、オイル漏れで汚れている部分を清掃しておきます。
清掃が終わると、エンジンオイルとクーラントを補充し、ATFを規定の手順で補充すれば、残すは、オイル漏れが修理できているかの確認です。
どの部分からもオイル漏れがない事を確認して全ての作業は終了です。

オイル漏れやクーラント漏れなどの修理やメンテナンスに関する事はお気軽にお問い合わせ下さい。

BMW専門店スパークオート 門田でした

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