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スタッフブログ

奈良県N様 E90 エンジンオイル漏れその他修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
今回は色々とお財布に厳しい修理です。
元々は冷却水漏れでご入庫いただいたので、まずは漏れ箇所の確定から。
ラジエターのタンク部に縦に筋が。
ここが割れて冷却水がじゃぶじゃぶ漏れていました。
タンク部は樹脂なので、経年劣化していきます。
その他の冷却水系ホース類も接続部等は樹脂製なので、10年もしくは7万キロ程度で冷却水系は全て交換しておくと安心です。
漏れた箇所だけ交換でも治りはしますが、弱っている他の部分が後に割れたりして、また漏れ出すと余計な出費がかさむだけでなく、時間も勿体無いです。
今回は他の修理もあるため、ラジエターのみの交換となりました。
そして、エンジンルームを見ていると何やらオイル漏れが。
シリンダーヘッドカバーのパッキンから?と思ったのですが、それよりも上から漏れている様子。
よくよくみてみると、シリンダーヘッドカバーが割れていました。
こちらも樹脂製なので割れる事もあるかとは思いますが、滅多にないケースだと思います。
こちらもこのままではどうしようもないので、シリンダーヘッドカバーの交換となりました。
オイル漏れと冷却水漏れの修理を終え、エンジンを始動して最終チェックをしている時。
何やらエンジンルームで異音が。。。
エアコンコンプレッサーから結構大きめな異音が発生していました。
当然エアコンも全く冷えておらず、ガス圧も異常な状態でした。
このようなケースでは、コンプレッサー交換は勿論、エキスパンションバルブやドライヤーを交換もセットで、配管の洗浄もしないといけないのですが、ここまで結構な金額がかかっているため、とりあえず中古コンプレッサーに交換で様子を見る事に。
交換後はと云いますと、冷えなくはないけどイマイチな感じですが、問題があるほど冷えないわけでもないのでこれでOKと言う事になりました。

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