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スタッフブログ

東大阪市A様 X351 ジャガーXJ車検整備

BMW専門店スパークオートの津村です。
今回は珍しくジャガーの車検整備です。
イギリス車と言えば、何かと手がかかるイメージがあるのですが、最近の車は比較的壊れにくくなっているのでしょうか?
とにかく見積もりからとりかかります。
リフトで上げて足廻りのチェックをしていると、ボールジョイントのダストブーツがあちこち破れまくっています。
勿論そのままでは車検に合格しませんので修理しなきゃなのですが、欧州車の特徴?なのか各アームAssyでしか部品設定がありません。
全て交換していたらとても高額になるので、比較的安い部品はAssy交換として、それ以外は合うブーツを探して何とか補修で治す事に。
まずはフロント左右とリア右のアッパーアームボールジョイントダストブーツが破れており、これを修理して行きます。
アームを分離して古いブーツを外し、ボールジョイント部を清掃してグリスを詰め替えします。
新しいブーツを組み付けて、ネジ部が錆びて荒れているので一度ダイスを通してネジを綺麗にしてから元に組み付けます。
各アーム同じ作業をします。
リア・ロアアームのボールジョイントも左右共にブーツが破れていました。
アッパーアームと同じく、古いブーツを取り去りボールジョイントを清掃後グリスを詰め替えて、新しいブーツを組み付けます。
左右4箇所あるので同じ作業を繰り返します。
リアスタビライザーのコネクティングロッドのダストブーツもパックリと左右共に破れています。
こちらは部品を新品に交換致しました。
新しい部品はブーツがウレタンからゴムへ変更になっています。
BMWもそうなのですが、ウレタン製のブーツは耐久性があまり良くないようです。
右リアのタイロッド?ガイドアーム?のダストブーツも破れていました。
これは車両側。
スピンドル側も少し裂けていました。
こちらは合うブーツを探している余裕がなかったため、新品に交換させていただきました。
スタビライザープッシュロッドと同じく、ブーツはゴム製に変更されていました。
ここまで破れていると、現在破れていないブーツが破れるのも時間の問題かと思いますが、今回は破れていない物についてはそのままとしました。
そんなこんなでバタバタと作業も終わり、本日無事検査合格となりました。

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