兵庫県D様 BMW F30 320d BEAMコンプリートカー車検整備
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BMW専門店スパークオートの津村です。
兵庫県D様のご依頼で、BMW F30 320d BEAMコンプリートカーの車検整備をさせていただきました。
先ずはエンジンオイルとオイルフィルターの交換。
同時に冷却水を抜いておきます。
そして新しい冷却水を注入します。
続いてブレーキフルードの抜き替えです。
ブレーキフルードの抜き替えが終わったら、一度暖機をしたいところですが、今回のメインイベント的な作業にかかります。
それはディファレンシャルのオイル漏れです。
汚れ方が左右サイドが全体的にオイルで汚れており、デフのリアカバー下辺りが良く濡れています。
デフのサイドシールからの漏れの様子ですが、デフをおろしての作業になるため、リアカバーのガスケットも同時にやってしまいます。
デフをおろしてサイドシールを外して・・・
新しいサイドシールを打ち込みます。
打ち込みすぎたり斜めになっていると、せっかく交換しても漏れるので慎重にきっちり作業します。
緑色の部品は、デフを積む時にドライブシャフト挿入時、シールのリップを傷つけたり損傷しないようにする物です。
これはドライブシャフトをある程度挿入したところで千切って外してしまいます。
外した古いシールです。
シール交換が終わればリアカバーのガスケット交換をします。
カバーのガスケットは液体パッキンなのでスクレーパーで取った後、取り付け面にオイルストーンをあててから脱脂、新しくガスケットを塗って組付けます。
組付け後はデフオイルを新規に規定量入れます。
続いてはアンダーカバー類を取り付ける前に、エアコンシステムクリーニングを施工します。
施工後、新品のエアコンフィルターを取り付けて30分程強制乾燥させます。
翌日、朝一番にエンジンが冷えた状態でDPFクリーニングを施工します。
一液目投入後、20分程時間をおいて二液目を投入します。
その後テスターを繋いで強制再生をするため45分程走行します。
強制再生前は排圧が140hPaでした。
そこそこ詰まっていた様子です。
強制再生後は3hPaまで下がりました。
45分程実走行したので最後にデフの漏れが止まっているか確認します。
ばっちり問題なく治っています。
検査も無事合格してあとはお車をお返しするだけです。
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