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スタッフブログ

バッテリーのオハナシ

もう8月も終わりですが相変わらず猛暑日が続いています。
こうも暑いと工場での作業もサウナ状態で、さすがにバテ気味で体調もイマイチな感じです。

先日も書きましたが、暑いとバテるのは人間ばかりではなく、自動車だってバテます。
特に今の時期はエアコン等、電装品もフル活用の季節なので、バッテリーやオルタネーター(発電機)への負担も大きいです。

今日はバッテリーをチェックする上でのポイントです。
車のバッテリーは左の写真のように6つの部屋に分かれています。
通常バッテリーが大丈夫かどうかを見るのは、左から3番目の穴の下の黒い○のような部分がインジケーターになっているので、その部分を覗いて色で判断します。(インジケーターのついていないバッテリーもあります)

ここを覗いて色が緑ならOK
黒なら要充電
白なら要交
てな具合です。

このバッテリーの場合、少しわかりにくいですがちゃんと緑です。
ですが、実際にはこのバッテリーではエンジンかかりません・・・

何故か?

簡単に説明すると、上で書いたようにバッテリーには6つの部屋があります。
それぞれの部屋は独立していて、言ってみれば2ボルトの電池が6個直列に繋がれているようなものなのですね。

そこで注目しないといけないのがインジケーターの位置!!
右から3番目の部屋についていますね。
つまり、インジケーターでは3番目の部屋の状態しか見ていないって事です。

そこで、一番上の写真のように各部屋の蓋を外してやって、バッテリー液の比重を測ります。
左から1~3番目と5~6番目は左の写真のように、決していい状態ではないけど充電すればいけるかな?って感じです。

この時比重にバラつきがあれば充電するより交換した方がいいです。

ところが4番目だけは・・・

ほぼ水って感じです・・・┌┤´д`├┐

簡単に言うと、2ボルト×6のはずが一個電池が死んでるようなものです。
この手の症状になると、さっきまで普通にエンジンかかっていたのに次の瞬間かからなくなる・・・
なぁ~んて事になります。

多くの欧州車は、このバッテリーのように蓋が外せる構造になっていないので、比重すら見れません。
ですからバッテリーは消耗品と思って、少なくとも3年に一度は交換した方がベストです。
携帯の電池でも充電繰り返してたら段々持ちが悪くなりますよね?
車のバッテリーも同じです。
徐々に蓄えられる電気量は減って行きます。
それでもエンジンをかけられるだけの電力があればかかってしまいますし、かかってしまえば発電機でカバーしきれる量を超えない限り普通に走ります。
なので、ついつい大丈夫・まだ使えるって思いがちですが、出先でのつまらないトラブルを避けるためにも、定期的にバッテリー交換オススメですよ。(v^ー°)

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