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スタッフブログ

BMW E46 325i BEAMコンプリート エンジン不調

BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、兵庫県H様のBMW E46 325iBEAMコンプリートです。
ご入庫の訳は、エンジン不調です。
「チェックエンジンランプが点灯」、「アクセルを踏むとエンストする」、「アイドリングが維持できない」でした。
自走での入庫は、無理なので、レッカーで搬入されました。
まずは、症状の確認です。確かに、H様のおっしゃる言葉どおりでした。
症状が確認できたので、原因を探ります。
色々点検してみると・・・
原因は、写真の赤丸のところにありました。
場所は、エアクリーナーBOXとエンジンをつないでいる、エアダクトです。
「どうなっているか?」と言うと、赤丸部分のホースが蛇腹になっている所が、裂けています。
これでは、エアクリーナーを通して吸い込んでいる空気の他に、ホースが裂けている部分からも空気を吸ってしまい、コンピューターが認識している以上の空気がエンジンに吸い込まれます。
なので、空燃比が狂ってしまってエンスト等のエンジン不調を起こしてしまいます。
原因が分かったので、見積もりを作成しH様にご連絡です。
H様からの了承が得られたので、作業開始です。
左の写真は、車両から外した部品です。
見事に裂けています。
ゴム製の部品なので、経年劣化で、硬化し、エンジンの振動などで、裂けたり、切れたりします。
この後、新品部品を組付け、試運転し症状が出ないかをチェックします。
試運転の結果、警告灯も点灯せず、エンジン不調も起こらないので、作業は、終了です。

 

 
こういったゴム製の部品は、車では、多く使われています。(ラジエーターホースやエアダクト・足回りのブッシュなど)
経年劣化は、避けて通れないので、少しでもお車に違和感を感じられた場合は、点検をおススメします。

BMW専門店スパークオート 門田でした。

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