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アルピナ BMW5シリーズのパワーアップ版を開発

BMWのコアなユーザーにとって「アルピナ」はおなじみの存在といえるのではないでしょうか。

アルピナは、BMWをベースにしたコンプリートカーを手がけています。

そのアルピナが、3月6日にスイスで開幕する「ジュネーブモーターショー12」

で『B5 BiTurbo』のパワーアップモデルを初めて一般公開することを明らかにしました。

1961年創業のアルピナ社はBMWのチューニングを行う小さな会社でしたが、

1964年にその実力がBMW本社に認められてBMW公認チューナーになりました。

1983年、ドイツ政府から自動車メーカーとしての認証も受け、

アルピナの新車にはBMWのメーカー保証が適用されるのも特徴です。

今回、アルピナがBMW『5シリーズセダン』をベースに開発したのがB5 BiTurboです。

「550i」用の4.4リットルV型8気筒ガソリンツインターボエンジンには

アルピナ専用チューンが施されていて、最大出力507ps、最大トルク71.4kgm。

従来の550iに対し、100ps、10.2kgmもアップしています。そして、

エンジンもさらにパワーアップし、最大出力が540ps、最大トルクが74.4kgmと、

従来比で33ps、3kgmの性能アップが見られます。

一方、トランスミッションはZF製の8速AT「スイッチトロニック」を採用。

0-100km/hが4.5秒、最高速は319km/hに到達するそう。

ちなみに新型BMW『M5』の最大出力は560ps、最大トルクは69.3kgm。

0‐100km/h加速は4.4秒、最高速は305km/hなので、

今回のB5 BiTurboはM5に非常に近いものともいえそうです。

BMW ALPINA 公式サイト
http://www.alpina.co.jp/

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