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スタッフブログ

M様 E46オルタネーター交換

こんばんは津村です。
M様のE46が色々警告灯が点灯するとの事でご入庫。
この手の症状は大体がオルタネーターの故障が多いので、充電系統の点検をしてみたところ。。。

バッテリー電圧0.8V
オルタネーター発生電圧17.8V

明らかにオーバーチャージです((+_+))
ほとんどの場合オルタネーターの故障は発生電圧や電流が低下する事による充電不足が原因で、この場合は悪くしても車が止まってしまう程度で修理すれば何てことないのです。
しかし、オーバーチャージの場合は事情が違います。
自動車に搭載されている電子部品や機器はある程度のマージンがとってあると言っても、定格で12~15Vの間で設計されているものがほとんどです。
瞬間的であれば20Vぐらいの入力でも耐えられるかも知れませんが、常用で18V近い電圧が流れたままだと色々と壊れる可能性があります。
それだけでなく、今回はバッテリー自体が壊れてくれて充電不能状態になっていたから良かったですが、バッテリーが正常である場合オーバーチャージで過充電状態が続くと、バッテリーが爆発する事もあります。
バッテリーが爆発したりすると、希硫酸が飛び散る上に水素ガスが充満します。
BMWの場合トランクやシート下にバッテリーがあるので、特にこういうケースは怖いです。
電流が高すぎる又はショートした場合は、ヒューズがあるのでまだ安心なのですが、オーバーチャージだけは本当に怖いです(((( ;゚д゚))))アワワワワ

とりあえずバッテリーとオルタネーターの交換は必要になるのですが、そこから先はどこまで壊れているかは運次第みたいな所があります。
今回はオルタネーターとバッテリーだけで他は現状異常なしなのですが、これから先トラブルが出る可能性も考慮しておかなくてはいけません。。。

 

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