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スタッフブログ

BMWの燃料ポンプについて

こんにちは津村です(^O^)/
今日はBMWの燃料ポンプについてのお話です。
BMWに限った話ではないのですが、最近の車のほとんどは燃料ポンプが燃料タンクの内部に取付されています。
この方式をインタンク式と言いますが、燃料をダイレクトに吸い出し供給出来るのと、ポンプを燃料で冷却出来る利点があります。
逆を言うと、常にあまり燃料を入れない使い方は燃料ポンプの冷却が不充分になり、ポンプの故障の原因になったりする事があります。
逆に燃料の入れすぎも良くありません。
燃料の入れすぎは燃料蒸発ガス抑制装置やタンクの圧力を制御している系統にダメージを与える事があります。
なので、燃料警告灯が点灯した状態で常に千円しかガソリン入れないとか、給油口からガソリンが見えるような給油はしない方がいいかも。

燃料ついでなので、よくガソリンスタンドですすめられる水抜き剤ですが、言われるままに入れてる人もいるんじゃないでしょうか?
すすめられる時の常套句が、長いこと水抜き剤入れられてないようですが?みたいな感じの事を言われる事が多いのですが、何を見て判断しているのかってツッコミしたくなります。
まぁ、売れって言われて売ってるだけなのでしょうが、車を整備・修理する側の人間から言わせて貰うと水抜き剤は必要ないです。
一年とか放置している車ならまだしも、通常の使用で結露でたまる水なんてたかが知れてますし、ガソリンと水の比重から考えると水は下に溜まるはずで、燃料ポンプはタンクの底側から燃料を吸入してますし燃料の撹拌もしています。
ですので、水没したとか長期放置してた車でない限りはいらないと云うか、そういう車であれば燃料の抜き換え等が必要になるので年に一度ぐらい添加剤的な意味で入れるのはいいと思いますが、通常全く必要ありません。
入れてないからタンクに水が溜まってる車なんて見た事がないですし、最近の車はタンクも樹脂製のものが多いのでタンクが錆びたりもしません。
可愛いスタンドの女の子にすすめられたら入れてもいいかな?ぐらいの物ですね(笑)

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