北京モーターショーで新たなロングホイールベース発表

4月23日中国・北京で開幕した「北京モーターショー12」は、世界に名だたる大手メーカーが出展する最大規模のイベントとして注目を集めています。その北京モーターショーで、BMWは、新型『3シリーズセダン』のロングホイールベース仕様を初めて公開しました。

この新型3シリーズのロングホイールベース仕様、最大の特徴は「中国専用車」であること。現地の富裕層をメインターゲットに『5シリーズセダン』を中国専用のロングボディで投入しているのに続くモデルとして期待されます。

新型3シリーズセダンと比べると、

ホイールベースが110mm延長されて2920mm、全長は4734mmとなっています。

延長された分、後部座席の空間でゆとり性がアップしているとのこと。このロングホイールベースは、

BMWと華晨中国汽車の現地合弁である「BMWブリリアンス」から発売され、生産は、中国・遼寧省の瀋陽工場で行われています。

なお、今回発表されたラインナップは3グレードで「335Li」「328Li」「320Li」。エンジンはすべてガソリンターボで

335Liは3.0リットル直列6気筒（最大出力306ps）、328Liは2.0リットル直列4気筒（最大出力245ps）、320Liは2.0リットル直列4気筒（最大出力184ps）。

BMW以外にも、アウディやメルセデス・ベンツも中国の富裕層向けにロングホイールベース仕様のモデルを用意しています。

今後、ドイツの高級3大メーカーを中心としたロングホイールベース車の販売競争が激化していくことも予想されます。

【関連情報】
BMW automobiles
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