ＢＭＷ車検　大阪市鶴見区Ｏ様　ＢＭＷ　Ｅ６０　５３０ｉハイライン

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ＢＭＷ専門店スパークオート　メカニックの門田です。
今回は、大阪市鶴見区Ｏ様のＢＭＷ　Ｅ６０　５３０ｉハイラインの車検です。
まずは、見積もりから始めます。
お車を点検したところ、オイルの滲みやボールジョイントダストカバーの破れ、ベルトの亀裂などがありました。
その他に、フロントのブレーキパッドの残量が４．５ミリでした。
見積を作成し、Ｏ様にご連絡すると、Ｏ様は、今年の年末にお乗り換えをご検討しているそうで、今回の車検は、費用を抑えたいとの事でした。
ダストカバーの破れは、車検に通らないので、ダストカバーの破れの修理、ベルトの亀裂も酷いので、ベルト交換で、お見積りを再度、ご連絡し、ご了承を頂きました。

では、作業開始です。
必要最低限とは言え、ブレーキや下回り、エンジンなど、点検・整備する箇所は色々あります。
まずは、ベルトの交換からです。
亀裂のあるベルトは、オルタネーターベルトです→
写真ベルトが、実際に付いていたベルトです。
全周に、写真のような亀裂が入っています。放置しておくと、ベルト切れを起こしかねません。
本来なら、ベルト以外にテンショナーやプーリーも交換するのですが、今回はベルトのみの交換です。
ベルトを外した時に、テンショナーやプーリーのガタつきやベアリングの異音なども確認しておきます。
現状で、テンショナーやプーリーには、異常が無かったので、再利用します。
新品のベルトを組み付け、ベルトに関しては、終了です。

続いて、ダストカバーの破れを修理します。
破れているダストカバーは、リアコントロールアームのボールジョイント部分と、フロントスタビライザーリンクのボールジョイント部分です。
リアコントロールアームから作業をしていきます。
この部品のダストカバーは、Ｅ６０に限らず、Ｅ３９/Ｅ６５などでも、破れます。
本来なら、この部分のダストカバーが破れていると、コントロールアームごとの交換になりますが、スパークオートでは、ダストカバー(汎用品)だけの交換が出来ます。
コントロールアームの交換に比べて、ダストカバーだけの交換の方が、費用は断然、抑えられます。

で、交換後のコントロールアームがこちら↓

次に、フロントスタビライザーボールジョイントです。
こちらは、ダストカバーだけの交換ができません。
なので、リンクごとの交換です。
新品部品を組み付け終了です。
ダストカバーの破れですが、Ｏ様のお車は、どちらのダストカバーも片側だけ破れていました。
本来なら、左右１セットで交換をする方が良いのですが、今回は、費用を抑えるために、破れている側だけ交換しました。