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スタッフブログ

国産もお任せ! ワゴンR車検整備

こんにちは津村です。
本日はスズキのMC21SワゴンRの車検整備です。
こちらの車、走行距離が12万超えていますのでブレーキ周りをガッツリいっちゃいます。

まずはフロントブレーキキャリパーのシールキット交換です。

キャリパーを外して板をかませてブレーキホースの取付穴からエアーの圧力でピストンを抜きます。
板をかますのは急に抜けてピストンを傷付けないようにストッパー的な役割です。

抜けたら古いダストブーツとキャリパーシールを外して、ピストンとシリンダーを綺麗に清掃します。
この時にピストンやシリンダーに傷や錆がないかもチェックします。

新しいキャリパーシールとダストブーツに交換して組付けます。
車両側にあるキャリパーのピンスライドのブーツも新品に交換&グリスアップします。

続いてリアのホイールシリンダーのカップキット交換です。
ブレーキシューを取り外し、シリンダーからダストブーツとピストンを外します。
ピストンにはカップと云うゴム製の部品があり、それで油圧を保っているので、そちらの部品とダストブーツを新品に交換します。
当然ですが、分解したら傷や錆がないかチェックして綺麗に清掃します。

交換した古いカップとダストブーツです。
どんな車もブレーキの油圧シリンダー内部にはゴムの部品が使用されていますので、正常に効いていてもメーカーの推奨する交換距離や年数で交換が必要です。
突然ブレーキが効かないとかなったら怖いですよね?
なのでこういう部分は何事もないうちにケチらずにメンテナンスした方が得策です。

今回は距離が距離でしたので、ブレーキマスターシリンダーのインナーキットも交換しました。
スズキのブレーキマスターはシールやOリングやカップの数が多くて面倒です(笑)

ちなみにBMWはマスターインナーのみの交換は出来ないと云うか、部品が設定されていませんので交換時期になればシリンダー丸ごとの交換になります。
キャリパーシールは部品設定がありますので交換可能です。

こんな感じで国産車の整備もお受けしていますので気軽にお問い合わせ下さいんね(●^o^●)

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