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BMW 5シリーズの「ジッカライン」

BMWの新型5シリーズは、一回り小さい7シリーズだという考えは大きな間違いです。

新型5シリーズのエクステリアを手がけたヤチェック・フレーリッヒ氏は、3月の発表会において、新型5シリーズのデザインを説明する中、まず、キドニーグリルの違いについて語りました。

「7シリーズに比べて、キドニーが低い位置にあり、その形状はより横長だ。それによりスポーティさを表現するとともに、フロントビューをワイドに見せている」

BMWでは「ジッカライン」と呼ばれる、ボディサイドのドアハンドル高さを走るキャラクターラインは、かつての2002に由来する、ここ最近すべてのBMWに共通する特徴。しかし、ジッカラインは車種によってデザインが微妙に異なります。

「7シリーズのジッカラインは、ヘッドランプの脇から始まって、前輪のホイールアーチ上を通っている。新型5シリーズのジッカラインはホイールアーチの後ろの低いところからスタートしてウエッジを描くことによりスポーティさを表現した」

ジッカラインの下の凹面は、前端は幅狭く後ろに行くほど広がっています。ラインのウエッジに合わせて凹面そのものの形状もウエッジ型になっており、7 シリーズにはない特徴です。

「リヤフェンダーでは、ジッカラインをできるだけ外に出した。後ろ姿をワイドに見せて、路面にしっかり踏ん張るスタンスを表現したかった」
 
BMWのデザインは常に、スポーティかつダイナミック。一方「貴族性や存在感を重視した7シリーズに対し、新型5シリーズではエレガントでカリスマ的なスポーティさを求めた」とも、フレーリッヒ氏は語っています。

新型が出た後はいつも賛否両論ですが、皆様は新型5シリーズ好きですか?

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