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中国での乗用車ブランド調査

今、中国は世界で最も成長著しい国です。そのため、世界の大手自動車メーカーも、中国での生産、販売にとても力を入れています。

その中国の自動車市場において、乗用車のブランド力を車種別に測定するとという試みを、サーチナが日本ブランド戦略研究所と共同で行いました。名付けて「カー・ブランド・2010・イン・チャイナ」といい、その結果が先日、発表されています。

この調査は、インターネットを使って実施されました。そして、調査の対象となった車種は100モデル、有効回答数は5,000人だったそうです。

さて、調査の結果はというと、カーブランド指数で、アウディ「A6L」が最も評価が高かったとのことです。

そして、2位がアウディ「A8」、3位がアウディ「A4」、4位がアウディ「Q5」と続き、なんと1位から4位までがアウディ車で占められ、中国でのアウディ人気を物語っているのがわかります。

また、5位がBMW「X5」、7位がメルセデスベンツ「Sクラス」と、ドイツ車がランクインしていて、ドイツ車への評価が高いのも垣間見られます。

一方、日本車はというと、マツダ「MAZDA6」の評価が最も高くて10位となり、ほかにも「MAZDA6睿翼」(ルイイー)など4車種が20位以内にランクインして、中国でマツダブランドが支持を得ているのもわかります。その他、ホンダ「CR-V」が11位、「アコード」が16位、トヨタ自動車のレクサス「ES」が20位でした。

中国人のブランド志向が、車においてもはっきり出た感じがしますが、少し前の日本を見ているような気がしてなりません。

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