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スタッフブログ

大東市M様 BMW E90 320i車検整備

BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、大東市M様のBMW E90 320iです。
BMW E90 320iM様は、先日、車検のお見積りでご来店されました。
お車を点検してみると、かなり酷くオイル漏れをしていました。
一通り点検し、お見積りを作成。
M様にお車の現状を確認していただき、修理内容をご説明して、ご納得を戴き、そのままご予約を戴きました。
代車のご用意が出来たので、ご入庫になりました。
見積もりが済んでいるので、早速、作業を開始していきます。
まずは、オイル漏れ以外の車検の基本整備を済ませます。
基本整備が済んだところで、オイル漏れの修理に取り掛かっていきます。
オイル漏れは全部で、5か所あります。
全てのオイル漏れ部分はE90の4気筒エンジンでは、よく漏れを起こす所になります。
1つ目は、エンジンオイルパンからです。
DSC00359オイルパンのガスケットを交換するだけですが、オイルパンを外すまでに、エンジンを吊り上げたり、フレームを下げたりと、色々と大変です。
オイルパンが外れると、取付面を清掃してガスケットを交換して、復元していきます。
2つ目は、タペットカバー(ヘッドカバー)からのオイル漏れです。
タペットカバーこちらも、ガスケットを交換するだけです。
タペットカバーを外すまでに、こちらも色々と外していきます。
カバーが外れると、取付面を清掃してガスケットを交換し復元していくのですが、3つ目のオイル漏れを修理するのに、タペットカバーが邪魔になるので、先に3つ目のオイル漏れを修理します。
3つ目は、バキュームポンプからです。
バキュームポンプ本体からのオイル漏れと取り付け部分からのオイル漏れになります。
去年ぐらいまでは、本体からオイル漏れをしていると、バキュームポンプごと交換しないとダメでしたが、今では、ガスケットでの交換が可能になりました。
ということで、バキュームポンプを取り外し、本体を分解していきます。
分解し、各部を清掃して、ガスケットを交換して復元します。
バキュームポンプをエンジンに取り付けたあと、タペットカバーを復元していきます。
タペットカバーを外すために外した部品を復元して終了。
4つ目は、オイルフィルターのブラケット部分からです。
オイルフィルターブラケットこちらもブラケットを外して、取付面を清掃します。
清掃後、ガスケットとオイルフィルターを交換します。
5つ目はVANOSソレノイドバルブの取付部分からです。
ソレノイドバルブソレノイドバルブを外し、Oリングを交換します。
全てのオイル漏れを修理して、エンジンオイルを規定量、補充します。
最後に、オイルが垂れた部分をきれいに掃除して作業は終了です。
作業終了後、漏れのチェックをして、残すは、陸運局での継続検査です。

今回、交換したガスケットやOリングは、すべてゴムの部分が簡単に切れてしまうほど、硬化していました。

オイル漏れは、当然ですが、修理しないといつまでも漏れてきます。
漏れたオイルがマフラーなどにかかると、最悪の場合、火災につながる恐れがあります。
オイル漏れがある場合は、早めの修理をお勧めします。

お車の点検や修理など、お気軽にお問い合わせください。

BMW専門店スパークオート 門田でした。

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