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スタッフブログ

枚方市K様 BMW E46 320i ウィンドウレギュレーター交換

BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、枚方市K様のBMW E46 320iです。
DSC00537先日、「そろそろ運転席のパワーウィンドウが怪しいかも」と、ご連絡をいただきました。
連絡があった当日に、点検をするために一度、ご来店されました。
いざ点検をしてみると、確かに運転席のパワーウィンドウを動かすと、「ガタガタ」と音がして、動きも遅くなっていました。
E46の場合、この症状が出ると、ウィンドウレギュレーターが壊れかけている事が多いです。
そのまま放置していると、完全に壊れてしまいガラスが落ちてしまいます。
K様のお車は、今回の運手席が最後の交換で、その他のドアはすでに交換済みでした。
ご来店の際、助手席が雨漏れをしているということで、そちらの方も点検をします。
助手席の雨漏れはBMWではよくある、ドアのインシュレーターの剥がれでした。
このインシュレーターが剥がれてしまうと、ドア内に溜まった雨水がインシュレーターの剥がれた隙間から、室内に流れ込んでしまいます。
二つのドアの修理内容、交換部品をK様にご報告します。
部品が届くまで、そのままお乗りいただき、すぐに部品を手配します。(雨漏れは応急処置はしておきました。)
部品が揃ったところで、作業のため再来店いただきました。
まずは、運転席のウィンドウレギュレーターから交換します。
ドアの内張りをはずし、インシュレーターを剥がします。
次は、モーターごとレギュレーターを外します。
DSC00539ここまでくれば、あとはモーターを新品のレギュレーターに付け替え、復元していきます。
この際、インシュレーターをキッチリ貼り付けておかないと、助手席みたいに雨漏れを起こす原因になってしまいます。
内張りを復元する前に動作確認をして、問題が無かったので、内張りを復元して運転席は作業終了です。
続いて、助手席の雨漏れの修理です。
DSC00540コチラも、内張りとインシュレーターを外すところまでは、運転席と同じです。
ここから、インシュレーターを貼り付けているブチルを剥がしていきます。
今回の作業で一番しんどい作業になります。
地道に少しづつブチルを剥がしていき、剥がした部分をシリコンオフで、きれいに清掃します。
ここをキッチリしておかないと、ブチルがきれいに貼り付かずインシュレーターが剥がれてしまいます。
今回は、インシュレーターとブチルを交換し、内張りのシール付クリップも同時に交換しておきます。
このシール付クリップもシールが無くなってしまっていたり、ヘタっていたりすると、雨漏れの原因になります。
内張りを復元し、水をかけて雨漏れしないか確認して作業終了です。
今回行った作業は、どちらも良くある修理事例です。
雨漏れは放っておくと、室内がカビ臭くなったり、フロア下のモジュールなどが壊れたりします。
ウィンドウレギュレーターも放っておくと、ガラスが落ちてしまうので、どちらも早めの修理をお勧めします。

修理やメンテナンスに関することなど、お気軽にお問い合わせください。

BMW専門店スパークオート 門田でした。

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