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スタッフブログ

高槻市I様 BMW E60 530i BEAMコンプリート チェックエンジン点灯

明けましておめでとうございます。
BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
本年もよろしくお願いします。

2016年1回目は、高槻市I様のBMW E60 530i BEMAコンプリートです。
DSC00931「エンジン警告灯が点灯して、エンジンがブルブルする」とご連絡があり、積載車でお引取りに行きました。
スパークオートに持って帰ってテスターで、エラーコードを確認してみると、2番シリンダーの失火で警告灯が点灯しています。
大体この場合、イグニッションコイルが壊れている事が多いので、試しに1番と2番のイグニッションコイルを差し替えてみます。
一度エラーコードを消去してから、再度、テスターで確認してみると、エラーコードが1番シリンダーの失火に変わっていました。
となると、原因は2番シリンダーのイグニッションコイルの故障となります。
イグニッションコイル交換のお見積もりを作成して、I様にご連絡です。
この点検をしている時に、タペットカバーからのオイル漏れも発見したので、コチラもお見積もりを作り、ご説明しました。
タペットカバーのオイル漏れを修理するときに、イグニッションコイルは外さないといけないので、工賃が被るので、同時に修理することをご説明し、ご了承を頂きました。
すぐに、部品を手配し、部品が来るまでに分解作業を開始していきます。
マイクロフィルターなど邪魔になる部品を外し、警告灯の原因のイグニッションコイルを外し、タペットカバーを外します。
外したイグニッションコイルはコチラ↓
DSC00933外見ではどれが故障しているかわかりません。(2番のイグニッションコイルは右から2番目です)
タペットカバーが外れれば、オイル漏れの原因のガスケットを取り外します。
エンジン本体と、タペットカバーの両方を綺麗に掃除し、新しいガスケットを組み付け復元作業です。
全ての復元作業が終わると、垂れたオイルを掃除して、エラーコードの消去をしてからエンジンを始動します。
エンジンを始動し、修理した部分からオイルが漏れないか?警告灯は点灯しないか?エンジンの調子は大丈夫か?を確認して作業終了です。

今回、I様のお車はイグニッションコイル1本が原因だったので、該当するイグニッションコイルを交換すれば、警告灯は消せますが、残った5本もいずれ故障することが考えられるので、6本全ての交換をお勧めし作業しました。
タペットカバーからのオイル漏れは点検の最中に発見し、作業が重複する部分だったので同時に作業しました。
最近、ニュースで車両火災がよく報道されていますが、こういったオイル漏れも酷くなると車両火災の原因になります。
エンジンをかけたときに何か焦げ臭いにおいがするや白煙が上がるなどと言った場合は、オイル漏れを起こしている可能性が高いです。
その場合は、早めに点検・修理をお勧めします。

警告灯の点灯などの修理や点検、オイル漏れ修理などのメンテナンスに関することはお気軽にお問い合わせ下さい。

BMW専門店スパークオート 門田でした

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