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スタッフブログ

大阪市M様 E90 冷却水漏れ修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
先日、大阪市M様のお車E90が冷却水漏れでレッカー搬送されてまいりました。
車がE90で4気筒エンジンでレッカー搬送が必要な程の急激な漏れとくれば定番のアレです。
サーモスタット~シリンダーヘッドを繋いでいるホースが折損しています。
とりあえずこのままの状態では、冷却水を入れてもジャバジャバ漏れるだけなので、この部分を交換します。
見事に折れています。
走行12万キロ超えのお車なのですが、今までに冷却水系統の交換をしていないようなので、このホース交換後に一度ただの水を入れて他の箇所の漏れの点検をします。
結果、ラジエターに亀裂&漏れ。
そしてアッパーホースエンジン側も。。。
こんな感じで一部をホース側に残し、コネクター側が割れておりました。
そして◯で囲んだ箇所のパイプとパイプの接合部も亀裂&漏れがありました。
更にサブタンク~アッパーホース間のパイプの接続部も少し触っただけでボロボロ崩れ折れてしまう程劣化していました。
このような状態でしたので冷却水系全交換をオススメさせていただいたのですが、お客様の意向で完全にダメな箇所のみ修理となりました。
BMWの冷却水系は樹脂パーツが多用されておりますので、車齢10年前後・走行8万キロ前後で全交換しておくのをオススメします。
なんせプラスチックなので、劣化すると一気に割れたり折れたりで冷却水が抜けてしまうので走行不能に陥りますので。。。
目で見ての目安は、上の写真左が新品ホース・その横が古いままのホースなのですが、見比べると古いホースのコネクター部は茶色に変色しているのがわかると思います。
このように全体的に茶色くはなくても一部が変色している状態でも要交換です。
お出かけ先で冷却水が漏れてどうしよう(TдT)
なんて事になる前に、そうなる前に対処しておく事をオススメ致します。

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