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東大阪市T様 E90 320i 冷却水漏れ等の修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
東大阪市T様のお車、BMW E90 320i冷却水漏れでご入庫です。
E90のN46エンジンで冷却水漏れといえば、ほぼ7割ぐらいはサーモスタット~シリンダーヘッド間のホースの破損です。
そう、いつものコイツです。
例によって根本がポッキリ逝ってました。
BMWの冷却水系統は樹脂パーツが多いので年数が経つとどうしてもこうなります。
BMWに限らず欧州車は冷却水温高めで管理されているので、冷却水系統にかかっている圧力も高く設定されています。
このため、国産車に比べるとエンジン関係の樹脂・ゴムパーツの劣化は早く進みます。
いつものオイルフィルターケース根本のパッキンも劣化してオイル漏れしていたのですが、上記のような理由で劣化は早めなのです。
早期に傷まないようにユーザー様で出来る予防といえば、オイル交換はメーカー指定距離まで引っ張らない(出来れば5千キロ又は半年での交換)。
総走行距離7万キロを超えた辺りには、冷却水系統総換えを考慮に入れておく。
この程度ですが、特にオイル交換はメーカ指定の距離まで引っ張ると、エンジン内部にドンドンスラッジが蓄積されて行き、オイル交換をしても残留スラッジが酸化する事でエンジン内部のゴム・樹脂パーツの劣化を促進する原因になります。
どんなエンジンでも機械である限りは、いつかはオイル漏れも冷却水漏れも起こりますが、それが少しでも先であればその方がいいですよね?
そこまでいちいち気にしてられない方は、それこそ1年に一度はプロに点検を頼んで必要なアドバイスを貰いましょう。

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