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スタッフブログ

東大阪市O様 BMW E90 320i車検整備

BMW専門店スパークオートの津村です。
東大阪市のO様より、車検整備のご依頼をいただき作業させていただきました。
リアのディスクパッドの残量がほぼない状態でしたので交換です。
何度か書いていますが、BMWのブレーキパッドセンサーは、フロント左内側とリア右側内側にしか装着されていません。
このためパッドセンサーのない箇所のパッドが早期に減っても警告は出ません。
I-Driveの車両情報等のブレーキパッド残量の目安である、走行可能距離表示は目安とお考えて下さい。
今回もいつもと同じDIXCELさんのPDローターとプレミアムディスクパッドです。
純正同等品ですが、金額はおおよそ半分に抑えられるのでお財布に優しいです。
因みに効き自体は純正と変わりませんが、効きの特性は違います。
純正パッドは踏み始めからガッツリと食いつく感じの特性ですが、こちらは踏み始めはそこそこ、踏み込んで行くに従って効き感が増す特性です。
正直普通はそれ程違いはわからないと思いますが、純正に比べてブレーキコントロールはしやすいんじゃないかと思います。
ローターもすり減っていますので同時交換します。
リア側なのでローターを外すと、サイドブレーキ用のブレーキシューが見えます。
新品ローターを取り付ける前に、バックプレートに着いたブレーキダストとハブの錆を落としておきます。
錆を落としたハブには錆防止と固着防止にスレッドコンパウンドを吹き付けておきます。
これをしておかないと次にホイールを外さないといけない時に、ホイールが錆で固着して外すのに苦労する事になります。
ブレーキパッドの交換に続いては、オイルフィルターが入っているケース取付部のオイル漏れ修理です。
まだそれ程漏れているわけではないのですが、放置して良くなる事もなく、むしろどんどん酷くなってエンジンからアンダーカバーからオイルでベトベトになる前に見つけた時点で修理です。
ケースを外して取付面を清掃します。
ケース自体は綺麗に洗浄後、パッキン2点を新しい物に交換します。
あとは元通り組み付けて、新品のオイルフィルターを取り付けるのですが、せっかくなのでエンジンオイルも同時に交換となりました。
オイルはいつ頃換えられたのか不明ですが、結構ドロドロな状態でオイルフィラーキャップに若干スラッジが付着している状態でした。
このような感じで整備作業も終わり、明日陸運局に持ち込み検査に合格すれば全て完了となります。

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