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大阪府O様 BMW E90 323i シリンダーヘッドカバーオイル漏れ修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
大阪府のO様より、BMW E90 323iのシリンダーヘッドカバーオイル漏れの修理ご依頼をいただきました。
シリンダーヘッドカバーというのは、エンジンの一番上のカバーの事で、上のイラストで言えば1番の部分がそうです。
このカバーとシリンダーヘッドの間に2番のパッキンが入っており、これでオイルが漏れないようにシールしているのですが、パッキンのヘタリや劣化や前期型のエンジンの場合は、シリンダーヘッドカバーが樹脂製なのでシリンダーヘッドカバー自体の歪や割れ等でも漏れたりします。
今回は2番のパッキンと3番のシールとシリンダーヘッドカバーにサーボモーターを取り付ける部分のシールを交換します。
バラしていると、シリンダーヘッドカバー周辺への漏れもあるのですが、シリンダーヘッドカバーのプラグ穴周りにオイルが大量に溜まっています。
このようなケースの場合、サーボモーター取付部のパッキンからの漏れやオイルフィラーキャップからの漏れやエンジンオイル補充時にこぼした等原因が考えられます。
一番最悪なのはシリンダーヘッドカバー自体が割れているケースです。
今回の場合はサーボモーター取付部のパッキンから結構漏れている感じでしたが、オイルフィラーキャップ周りにも汚れがかなりあり、修理後様子を見てフィラーキャップからも漏れるようであれば交換が必要になるかも知れません。
一通りパッキンを交換してシリンダーヘッドカバーも一度洗浄して組み付けました。
ここまで組み上がった状態でエンジンを始動して、アイドリングやレーシング状態で交換したシール類の部分は勿論ですが、他の箇所から漏れや滲みがないか確認します。
現状問題なさそうなので全て組み付けて完成となりました。
一応今回交換したシールやパッキン達です。
E90の6気筒エンジンはエンジンルームの狭さもあり、シリンダーヘッドカバーパッキンの交換はそこそこ時間がかかります。
修理のご依頼時に代車が必要なお客様は前もってご予約下さいね。

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