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スタッフブログ

兵庫県明石市Y様 BMW E61 525i BEAMコンプリート 修理

BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、兵庫県明石市Y様のBMW  E61  525i  BEAMコンプリートです。
「エンジンルーム内で、クーラントが吹き返し、エンジンがかからなくなった」とご連絡がありました。
お車を引き取りに伺い現地で確認してみると、クーラントのサブタンクが分裂しており、バッテリーが完全に上がっていました
ひとまず、ブースターを繋ぎ、何とか積載車に積み込んで、お預かりしました。
スパークオートに戻り、更に点検してみると、オルタネーターの発電量が乱高下しています。
18ボルトまで発電したり、7ボルトまでしか発電しなかったりと通常の14ボルト付近で安定していません。
バッテリー上がりの原因はオルタネーターの故障です。
サブタンク分裂によるクーラント漏れは、サブタンク自体の経年劣化と電力不足で電動ファンが回らなかった可能性と両方が疑われます。
修理のお見積を作成し、Y様にご連絡です。
クーラント漏れ修理オルタネーター交換ベルト類交換と修理費用が高額だったので、少々お返事にお時間がかかりましたが、修理内容にご納得いただき、修理作業の許可を頂きました。
修理に必要な部品が揃ったところで、作業開始です。
まずは、クーラント漏れ修理から。
分裂しているサブタンクのみではなく、オーバーヒートしかけていたこともありラジエーターやホース類など一式で交換です。
サクサク分解していき、ホース類やラジエーターが外れたところで、ベルト類とオルタネーターも外します↓
ここまでくれば、外してきた逆の手順で、新品の部品を組み付けていきます。
↑写真は組付け最中です(ウォーターポンプやオルタネーター、ベルトテンショナーまで組み付け済み)。
全ての組付け作業が終わると、Y様より預かっていた新品のバッテリーに交換し、クーラントを補充します。
エンジンを始動し、クーラントのエア抜き作業を行いながら、各部漏れのチェックとオルタネーターの発電量を確認します。
クーラントのエア抜きが終われば、クーラント量を調整します。
最後に、テスターで異常が無いかを確認してから試運転を行います。
試運転で、問題が無かったので、これで作業終了です。

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メカニックの門田でした

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