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スタッフブログ

自動車の未来はどうなる?

BMW専門店スパークオートの津村です。
本日はBMWに関係あるようなないような?
とりあえずBMWの話ではありません。
少し前にネットで気になる記事を見かけました。
ベンツで有名なダイムラー社が内燃機関の新規開発をやめると云う記事です。
何でも、今内燃機関の開発に割いているリソースをEV開発に注力する方向なのだとか。
これって結構大きな話で、いよいよ自動車もEVメインの時代になるのか?
内燃機関の時代は終わりなのか?
車好きな人ってエンジンの音や振動もたまらなく好きって方は多いと思います。
速いしエコなのかも知れないけど、モーターの音がかすかに聞こえるだけで無機質な感じのEVは好きになれないって方も多いのでは?
EU圏のような過去10年電力需要があまり増えていなくて、足りない国には余っている国が供給可能な地域間供給が出来る環境ならば、自動車の完全EV化を目指すのもありなのかも知れませんね。

ですが日本においては事情が違い、自動車の完全EV化は電力供給量が足りなくなる恐れがありますし、需要を満たすためには原子力発電を拒む声が多い中では火力やソーラーに頼らないといけなくなります。
しかし、火力発電所を増やしたらCO2排出量の問題がありますし、ソーラーパネルの設置は設置する場所の環境破壊が着いて回ります。
なので燃料電池車なのですが、インフラ整備の面や導入コストと云う問題もあり、普及するのはまだまだ先って感じです。

では内燃機関は本当にもう過去の物で開発の余地もないのかと云うとそうではありません。
これまた先日見つけた記事なのですが、内燃機関好きとしては胸が熱くなりました。
国家プロジェクトとして、国内9社の自動車メーカーと国の研究機関と大学の共同で内燃機関の燃焼効率50%を達成しようと言うもの。
燃焼効率50%と聞くと大したことなさそうですが、内燃機関における燃焼効率と云うのは40%でも夢の内燃機関と言われる程で、ちょっと古い車だと概ね37%辺りなんです。
現在の最新のエンジンでは40%を達成している物もありますが、50%ともなるとかなりの低燃費且つクリーンなエンジンをを実現出来そうです。
因みに絶対に実現は出来ませんが燃焼効率100%になると冷たいエンジンが出来ます。

まだまだ内燃機関にも未来がある。
それだけでも嬉しくなりますね。

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