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スタッフブログ

大阪府J様 BMW R56 MINIクーパーS エンジン不調修理

新年おめでとうございます。
BMW専門店スパークオートの津村です。
本年度一発目の仕事は、昨年末にエンジン不調でお預かりしておりました大阪府のJ様のお車、R56 MINIクーパーSの修理です。
症状は一気筒死んだような感じなので、多分イグニッションコイルかな?って想像していましたが、診断機を繋いでエラーの読み取りから始めます。

ところが。。。
何度試しても診断機と車両の通信に失敗します。
エンジン不調の修理のみであれば、経験と勘である程度メボシをつけて配線図や整備書とにらめっこして行けば治せないわけではないのですが、場合によってはとても時間がかかったり、弊社にある測定機器のみでは追いきれなかったりする事もあるので困りものです。
それよりも修理後エンジンチェックランプを消すのも出来なかったり。
なので配線図とにらめっこしながら繋がらない原因を探ることに。
とは言ってもサーキットテスターで追える部分しか診れません。
結局追いきれないのでエンジン不調の原因を探って確定させる事に。
結果はやはりイグニッションコイル。
4番のコイルの不良でした。
新しいイグニッションコイルと交換します。
古いイグニッションコイルはデルファイと云うイタリアのメーカー製のコイルです。
以前はBMWの純正イグニッションコイルと言えばボッシュ製だったのですが、最近はこのメーカーが純正採用されています。
個人的にはEU内での大人の事情で採用されているのでは?と思っています。
昔、国産車でもアメリカとの大人の事情でスパークプラグがアメリカのチャンピオン製プラグが採用されていた時期がありました。
エンジン不調の原因になりまくりでした。。。
有無を言わさずNGKのプラグに交換したものです。^^;
そんな感じでデルファイのコイルもボッシュの物に比べると壊れやすい感じがあるので、弊社ではボッシュ製のコイルを交換用では採用しています。

話が逸れましたが、コイル交換でエンジン不調はバッチリ治りました。
エンジンチェックランプも勝手に消えてくれました。
診断機が繋がらないのはお客様もご存知だったようで、今回はそのままお車をお返し致しました。

こんな感じで何だかスッキリしない感じですが、本年も宜しくお願い致します。

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