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スタッフブログ

神戸市A様 BMW E87 130i リア補助ダンパー交換

BMW専門店スパークオートの津村です。
神戸市のA様のお車、BMW E87 130iが右リアに傾いてるとの事でご入庫。
見た目的には傾いているように見えず、メジャーにて計測してみたのですが特に問題はなさそう。
念の為に車両をリフトで上げて足廻りのチェックをしてみました。
走行9万キロ弱なのでブッシュ類はある程度のヘタりはあるのかも知れませんが、亀裂や損傷も特に見当たりません。
しかし、リアのショックアブソーバ廻りを見てみると。
補助ダンパーが砕け散っています。
左側はダストカバー部しか残ってません。
このままだとショックアブソーバがフルボトムした時に突き上げ感が酷くなりますし、ショックアブソーバの抜けやオイル漏れの原因にもなります。
このような状態は車検時等によく見かけるのですが、この状態でも車検自体には合格しますのでアドバイスはしても、なかなか交換されるお客様はいらっしゃいません。
今回は傾きなのですが車両の傾きが見られないので、この箇所の交換をさせていただくことに。
室内トランクルーム内の内張りを外してショックアブソーバ上部取付部を外します。
ロアアームのショックアブソーバ取付部も同じく外して車両からショックアブソーバを外します。
補助ダンパーは当然新品に交換するのですが、同時にアッパーマウントとサポートマウントも交換します。
写真右側が新品で左が古い部品です。
大きな差はありませんが、右に比べて左の方がウレタンが圧縮されているのがわかるかと思います。
サポートマウントも大きな差はありませんが、やはり左側の方がウレタンが圧縮され高さが低くなっています。
新品の補助ダンパーに交換したショックアブソーバを車両に取り付け、室内も元通り組み付けたら完了です。
それにしても傾いてると思われたのは何なんだろう?
平らなようで傾きのある路面や地面もあるので、そのような場所で傾いてると思われたのでしょうか?
とても気になります。

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