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スタッフブログ

’94 シボレーサバーバン エンジン始動不能修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
先日社長のお知り合いからのご依頼で入庫してきたサバーバン。
11年程放置プレイしていたそうでエンジンがかからないのでかかるようにして欲しいとの事。
資料も何もないので、先ず資料探しから始めたのですが、整備書どころか配線図を探すのにもかなり手こずりました。
何とか入手した配線図を元にトラブルシューティングを開始。
診た感じ火花が飛ばない上に点火信号が入力されないため、燃料噴射もしない状態のよう。
イグニッションコイルには12V入力されており、デスビに行っている配線も導通は問題なし。
コイル単体の1次側2次側共に抵抗値は問題はありません。
クランキングしても回転信号が出ていないようで、よく壊れるイグニッションモジュールをとりあえず交換してみる事に。
古いイグニッションモジュールを外し、新しいイグニッションモジュール裏に放熱用のシリコングリスを薄く塗って組み付けます。
古い方は見るからに駄目そうなのですが、交換後も火花は飛ばず。。。
デスビ不良?と怪しんでみたものの、アメ車の修理を専門でしている知人にあと何処診たらいいか聞いてみました。
回転信号出てないならピックアップコイル診るといいかも?との助言をいただきました。
アメ車の整備から離れてもう10年近いのですっかりその辺りの事頭から抜けてました。(泣)

そんな感じでピックアップコイルの抵抗を診てみることに。
計測してみると驚きの9MΩ!!
駄目ですやん。。。
と云うわけでデスビの交換でご了解をいただき、イグニッションコイルも導通は問題ないけど、錆が酷いのでリーク等があるかも知れないので交換する事に。
無事エンジンは始動しました。ε-(´∀`*)ホッ

でも、相手は11年放置プレイ車。
色々治さないといけない箇所が目立ちます。
目立つのですが弊社の工場、サバーバン入れるとシャッターが閉まらないので、あまり長く預かることが出来ません。
触っていた頃は何とも思っていなかったのですが、やっぱアメ車でかいですね。(笑)

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