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スタッフブログ

大阪市淀川区N様 BMW F34 328i GT エンジン不調修理

BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、大阪市淀川区N様のBMW  F34  328i  GTです。
「エンジンがおかしい」とご連絡があり、積載車でお引き取りに行きました。
スパークオートに戻って状況を確認してみると、アイドリングが保てないぐらいのエンジン不調です。
ひとまず、テスターで診断してみると、サーモスタットのエラーのみ。
状況から考えると、イグニッションコイルが故障した時と似たような状態だったので、イグニッションコイルやスパークプラグなどを点検していきます。
1番シリンダーから順番に点検していくと、2番シリンダーのスパークプラグがガソリンで湿っています。
引き続き3番シリンダー、4番シリンダーを点検していくと、2番シリンダーだけ異常な状態でした。
試しに1番シリンダーのスパークプラグとイグニッションコイルを入れ替えてエンジンを始動してみます。
エンジン不調は変わりなく発生しています。
エンジンを止めて2番シリンダーのスパークプラグを点検してみると、相変わらずガソリンでボタボタに濡れています。
状況から考えて、2番シリンダーのインジェクターが故障し、ガソリンが適正に噴射されていないようです。
N様にインジェクター交換とエラーコードに残っているサーモスタット交換のお見積りをご連絡し、作業内容にご了承を頂き部品を手配します。
部品が到着するまでの間に、前回の交換から2万キロ走行しているエンジンオイルを交換します。
サクッとエンジンオイル交換を済ませ、インジェクターとサーモスタットを交換していきます。
まずは、サーモスタット交換から。
クーラントを抜き取り、エアクリーナーボックスを外し、サーモスタットを取外していきます↓
サーモスタットを交換すればクーラントを補充します。
次はインジェクターの交換です。
燃料パイプなどを外し、特殊工具を使ってインジェクターを取外します↓
取外したインジェクターは先端部分がすすで真っ黒になっています。
新品のインジェクターを取付け復元作業を行い、エンジンを始動する前にテスターでインジェクター噴射量の調整を行います↓
インジェクターの調整が終わると、クーラントのエア抜き作業です↓
クーラントのエア抜きが終わると、エンジンを始動しエンジンの調子を確認します。
入庫時のエンジン不調は無くなり、アイドリングも安定しています。
テスターで再度診断を行い、異常がない事を確認し、試運転です。
試運転でも異常がない事を確認して作業は終了です。

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メカニックの門田でした

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