大阪府O様　BMW E61 530i エンジンチェックランプ点灯他修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
本日は大阪府O様のお車ＢＭＷ　Ｅ６１　５３０ｉの修理です。
エンジンチェックランプ点灯との事でテスターを接続して診断をかけてみると、ウォーターポンプＢＳＤ信号の欠落を拾っておりウォーターポンプの不具合のようです。
それはともかくエンジンルームから冷却水独特の臭いがするのでボンネットを開けて診てみると、アッパーホースがエライことに。
アッパーホースのラジエター側ジョイント部のホースカシメ部分から劣化で割れたようでホースが抜ける寸前。
ラジエター上のベンチレーションラインもパイプがクランプされている部分で劣化により亀裂が入り漏れています。
アッパーホースについてはエンジン側も漏れており、このまま乗り続けると冷却水が一気に漏れ出し走行不能に陥るのが容易に想像出来ます。
遠距離を頻繁に走られるユーザー様なので、ここだけ修理しても他のホース等も劣化が進んでいると思われ、安心のためにも冷却水系統の総換えをご提案したのですが結局当該箇所の交換のみに。
今回はウォーターポンプの交換もありますし、エンジン運転中の異音修理もあるので致し方ないとも思いますが出来れば早いうちに他のホース類の交換も強くオススメ致します。
今回交換した部品一式です。
因みに異音の原因はベルトテンショナーでした。
距離が距離なのでガイドプーリーとファンベルトも同時交換させていただきました。
作業後エラーを消去して完了となりました。