title image

スタッフブログ

クリーンディーゼル車・直噴ガソリンエンジン車のエンジン不調時に効果的な方法

BMW専門店スパークオートの津村です。
世界基準では一般的なのですが、日本ではまだまだマイナーなエンジン不調や燃費改善やレスポンスの回復に効果的な方法。
クリーンディーゼルは排気ガスを綺麗にするためにEGRと云う吸気系に排気ガスを戻す装置が装着されています。
直噴ガソリンエンジンも一部では同じような装置があります。
目的は燃焼温度を下げ窒素酸化物を減らす事なのですが、排気ガスを吸気系に戻す事で吸気系には煤やカーボンが蓄積されて行きます。
酷くなるとインテークマニホールド内がほぼ埋まってしまう程で、それでも調子が悪いと感じないとそのような状態になっている事には気が付きません。
ですが新車時に比べると燃費の低下やレスポンスの悪化、パワーの低下等は起きているものです。
こういった症状は徐々に進行するので気が付きにくいものです。
そのような状態を新車時に近づける目的で例えばWako’sのレックス等の吸気系を洗浄する事が目的のケミカル等がありますが、新車時から定期的かつ継続的に使用しているならまだしも、ある程度の距離や年数が経った後ではそれ程の効果は見込めません。
そこでウォルナットブラスターの出番です。

インテークマニホールドを外して砂のようなクルミの殻を砕いた粒を物理的に吹き付けてクリーニングする方法です。
インテークマニホールド等は、この作業をしている間に洗浄剤に漬け込み綺麗にします。
クリーニング後は写真のように本当に綺麗になります。
実際弊社の320dでも試してみましたが、クリーニング後はスロットルが軽く感じられるようでした。
それ程カーボンや煤の堆積のない状態でも効果が感じられたので、それなりに距離を走っているお車であれば効果は絶大かと。
ただ。それなりに時間も工数もかかる作業ですのでお安くはありません。
4気筒エンジンで8万~
6気筒エンジンで10万~
実際に分解してどこまでのクリーニングが必要かで部品や工賃は若干変動があります。
V型は専用の工具がありませんので要相談です。
作業は1泊2日程度のお時間がかかります。
気になる・試してみたい方は気軽にご連絡をお待ちいたしております。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください