京都府Ｋ様　ＢＭＷ　Ｆ１０　５２３ｄ　ＢＥＡＭコンプリート　室内に水浸入修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
本日は京都府Ｋ様のお車、ＢＭＷ　Ｆ１０　５２３ｄ　ＢＥＡＭコンプリートの左リアシート足元がびしゃびしゃになっている件の修理です。
Ｆ１０の場合、この場所のフロアがびしゃびしゃになるのは、ドアのシーリングスクリーンの剥がれ又は、左ハンドル車でステアリングコラムシャフトが通る穴が右ハンドルの場合は盲蓋がされているのですが大別すると、この２箇所どちらかからの漏れによる事が多いです。
ドアが原因の場合は洗車後等にドアパネルと内張りの間から水が出て来ます。
コラムシャフト穴の盲蓋の場合はエンジンルームのある場所に水が溜まるようであれば、ほぼ間違いなく盲蓋から侵入しています。
今回の場合は盲蓋から水が侵入、フロアに溜まって左リアに流れて行ってのパターンです。
車をリフトで上げてバルクヘッドカバーを外すと、やはり盲蓋の下側が冠水している形跡があります。
泥も溜まっていますね。
外して確認してみると、ひび割れが多数ありますし一部欠けているのもわかります。
これではきちんとシール出来ませんし、水が溜まれば侵入もします。
そもそも、この部分は通常それ程水が溜まったりはしないのですが、それよりも手前にある部分の水抜き穴がゴミや泥で詰まるとこの部分に水が溜まり、ゆくゆくはこのような状態に劣化してしまいます。
新しい蓋を取り寄せて交換します。
ですが、新品に換えたところで手前の水抜きがちゃんと出来ていないと同じことの繰り返しになりやすくなります。
なので水抜きの部分も清掃して水をかけて抜けのチェックを確実に行います。
フロアが水でびしゃびしゃって方は気軽に一度ご相談下さいね。