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スタッフブログ

既販車におけるAMラジオの問題について

BMW専門店スパークオートの津村です。
以前にもお話した事がありますが、2028年を目処にAM放送廃止と云う話があります。
すでに一部の地方では、試験的に休止等もされているようですがAM廃止でどうなるかと云うと、ワイドFMと云う言葉を耳にされた事はないでしょうか?
現行のFM放送の帯域は76.0~89.9MHzなのですが、90.0~94.9MHzを新たに使用可能として、この帯域でAM放送をFMに移行させると云うものです。
すでにワイドFMでAMと同時に放送している局もあります。
ですが、旧来のチューナーしか搭載されていない車では、AM廃止後には従来で言うところのAM放送の局の放送は聴けない事になります。
チューナーなりを交換出来るのであれば対応も出来るのでしょうが、既に販売されている古めの車でそのような対応が難しい車は2028年以降にはAM放送は聴けないのです。
これは使用されるユーザー側にも販売する側にも困った事だと思います。
BMWはコーディングで国別の仕様が変えられていますので、外国の仕様にコーディングで変更したらどうなのか?調べてみると、日本だけが特異な帯域の周波数を使用しているため、外国の帯域に変更したらワイドFMの帯域は聴けるかも知れませんが、日本の従来のFM放送局の放送が聴けない局も出てきます。
例えば大阪であればFMCOCOLOやFM802やFMO辺りは聴けません。
BMW本体かBMWジャパンで対応可能なプログラミングを出してくれたらいいのですがどうなのでしょう?
もしくは、アメ車の並行輸入車で日本のFM放送を聴けるようにするモジュレーターのような物がありますが、あのような物が出てくるのかも知れません。
個人的にはAM放送はほぼ聴かないので問題ないのですが、AM放送が聴けないのは問題がある方もいらっしゃると思います。
何らかの対応策が出てこないか、この先も時折調べるように心がけようと思います。

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