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スタッフブログ

茨城県 BMW G30 530i BEAMコンプリート 冷却水漏れ修理の続き

BMW専門店スパークオートの津村です。
前回の続きになります。
手配していた部品が届き、早速組付けに入ります。
新品のフィードライン、こいつを組み付ける前にやらなきゃならない作業が。
リターンラインのOリング交換です。
ここは別に漏れていないのですが構造上後に漏れる可能性が高いですし、漏れたら漏れたで外して交換するのに再度フィードラインを外す必要があるため、どうせならって感じで同時に交換するのが吉です。
新しいOリングに交換してターボチャージャーにきっちり差し込んで、フィードラインを差し込んだらボルトで固定します。
実は固定部分が共締めで下にリターンライン上にフィードラインが来るため、リターンラインが漏れた場合はどうしてもフィードラインを外す必要があると云うわけです。
ターボチャージャー側の固定が出来たら、フィードラインのエンジンブロック側も差し込み固定します。
次に触媒とエキゾーストマニホールドの嵌合部のシールリングを交換します。
新しいシールリングを取り付けたら、触媒とエキゾーストマニホールドを嵌合させてV字クランプで締め付け固定します。
そのクランプも古い部品は焼けて、Cの真ん中部分の曲がる鉄板部の強度が落ちているので新品と交換します。
焼けた鉄板を曲げたり戻したりした時の疲労で後々割れて触媒が脱落しないとも限らないので、再使用出来そうでも必ず交換します。
触媒を取り付けたらエキゾーストパイプとマフラーを順次組んで行きます。
マフラーは出口部分と太鼓部分を磨いて綺麗にしておきました。
全て組み終えたら冷却水を入れて暖気後試運転を実施し、再度リフトで上げて漏れがないか確認して完了となりました。

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