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スタッフブログ

大阪府G様 BMW G30 540i冷却水漏れ修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
大阪府G様のお車、BMW G30 540iが冷却水が漏れているとの事でご入庫。
確認してみると、ラジエターから漏れている様子。
G30に限らずGシリーズは540や740で時々見かける漏れです。
漏れているのはラジエターのタンク部分からです。
ボタボタ漏れるでもなく、じわっと滲み出て来る感じなので明らかに亀裂が走っているとかでもなく、外して確認してもよくわからない漏れです。
ともあれ、ラジエターから漏れているのは確実なのでラジエター交換作業になります。
今回漏れているのは高温側ラジエターなのですが、高温側とあるように低温側のラジエターも存在します。
外す時は両方同時に外す形になるので、後で低温側が漏れて再度修理する事を考えると同時交換が理想です。
こんな感じで高温側に低温側がくっついて外れます。
外すのも今までのラジエターと違い結構手間がかかります。
つまり工賃も高いです。
でも両方変えると当然部品代が結構かかります。
どうせそこまでするなら付随したホースやパイプ類も交換した方がベストなのですが、最近の車は冷却水系統あれこれ変えているととんでもない金額になったりします。
今回はお客様のご希望でラジエター両方交換させていただく事に。
ラジエター2枚収まっていたので外した状態は広い空間が。
車の構造を知っている方は若干違和感があるかも知れません。
普通ラジエターの前にあるエアコンのコンデンサーが存在しません。
何故かと言うと、コンデンサーは水冷化されているので写真右側の端にちょろっと見えています。
因みにこちらが低温側のラジエター。
こちらが高温側のラジエターになります。
交換作業でまるっと一日かかります。
新品に交換後加圧テスト~暖気運転等漏れが他にないか確認をして、一度冷機後に冷却水量の最終チェックを経て完了となります。

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