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スタッフブログ

BMW F20 116i 冷却水漏れ修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
F20に限った事ではなく、ラジエターのサブタンクの冷却水がじわじわ減っているケースの話です。
大体警告灯が点灯するほどの減り方はしないので、日常点検を実施している方でないと気が付きにくいパターンです。
そのようなじわじわと減る微量な漏れの場合は、多くの場合がラジエターのコアの漏れだったり、ターボチャージャーの冷却水パイプの漏れだったりします。
今回はターボチャージャーのパターンでした。
ターボチャージャーの冷却水用のパイプはINとOUTの2本接続されています。
BMWはここのパイプの漏れをOリングで止めています。
ターボチャージャーのような熱負荷の高い場所にゴムのOリング。
いかにも劣化して漏れそうです。
と云うか、年数が経てば必ず漏れると言ってもいいかと。
今回はこちらのパイプがメインで漏れていたのですが、ホースとの接続部も漏れていましたので、Oリングだけの交換ではなくパイプとホースのセット部品での交換です。
漏れていたパイプのOリングは一目瞭然に傷んでいるのがわかります。
もう片方のパイプはOリングのみ交換致しました。

この冷却パイプの漏れを放置していると、パイプの刺さっているターボチャージャー側が錆びて取り返しがつかなくなる事があるので、早めの点検・修理が必要です。

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