title image

スタッフブログ

大阪府Y様 BMW E89 Z4 ルーフ開閉不良修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
大阪府Y様より、BMW E89 Z4のルーフ開閉不良修理をご依頼いただきました。
症状はルーフを開く操作時に、リアルーフシェルが少し開いたところで止まってしまうと云うものです。
以前に同じ症状でマイクロスイッチが不良で交換させていただきましたが、今回はマイクロスイッチ系統の断線が原因のようです。
修復には断線箇所を特定しないといけませんが、多くの場合曲げ戻しを繰り返す部分で断線するので、場所を推察するのは難しくはありません。
ただ、ルーフが動作しない状態では修復作業がかなりやりにくく、理想はルーフシェルを外して作業をする事です。
しかしルーフシェルの脱着は工賃もかさみますし、二人作業でやらないと損傷や傷の原因になったりもします。
今回はリアルーフシェルが若干ですが開いてくれているので、なんとかこの状態で作業を試みる事に。
結果、断線箇所は特定できましたが、曲げ戻しする部分での配線を継いでの修復は再発のリスクが高くなります。
また配線自体も古く固くなっているので、そのままでは同じく再発のリスクが高くなります。
なので今回は可能な限り範囲を広く、動きがない部分~動きがない部分の間を全て切断して配線を作り直し致しました。
新しく作った配線を取り付けて、元々の配線が通っていた経路で取り付けします。
線も柔軟性の高い物を使用致しました。
修復が終われば動作確認をしてエラーを消去して完了となりました。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.