title image

スタッフブログ

大阪府K様 BMW G30 540i BEAMコンプリートカー エアコン修理

BMW専門店スパークオートの津村です。
大阪府K様より、ゴールデンウイーク前にエアコンガスの補充填をしてもらったが、ゴールデンウイーク明けには効かなくなったとの事で修理のご依頼。
ご入庫後、早速チェックをしてみると、確かにガスはほぼ入っていない状態の様子。
漏れを点検するために一度再ガスチャージをして漏れを点検。
エンジンルーム側ではリークテスターの反応はなく、漏れの期間・程度から考えてG30で比較的多いらしいエバポレーターの可能性を考えました。
エアコンフィルターを外してリークテスターのプローブを挿入。
反応がありましたが、誤検知と云うケースもよくあるので数度に分けて点検を致しました。
結果エバポレーターからの漏れで間違いない結論に至り、交換のご了解をいただき交換作業へ。
まずセンターコンソールを取り外します。
配線の通り方やクランプのポイント等控えつつ作業を進めます。
続いてモニターやヘッドユニット周りを取り外して行きます。
ステアリングホイールも取り外してコラムカバーも取り外します。
メーターやコラムセンターユニットを外してステアリングコラムを取り外しにかかります。
ダッシュボードを取り外してフレームを取り外します。
ここでハーネス類がどこを這ってどの方向にどの位置に出ているか記録しておきます。
何も考えずにじゃんじゃか外してしまうと、後で修復時に困ることになるので確実に。
フレームが外れたらエアコンユニットを取り外します。
実際はエンジンルーム側も色々取り外しています。
エアコンユニットが外れたら、順次分解してエバポレーターを交換します。
交換したらエアコンユニットを組み立てて、逆手順で修復作業をして行きます。
修復作業中、エアコンの配管が繋がったところで一度真空引きをして保持状態を確認します。
2時間程放置してみましたが、針が上がって行くこともなく気密性は問題なさそうです。
全て修復し終えたら再度真空引きをしてガスチャージをします。
ガスチャージ後冷えや漏れの採取確認をして、最後に試運転を実施してきしみ音や異音等がない事を確認後完了となりました。

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.