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スタッフブログ

門真市K様 BMW F32 420i BEAMコンプリート エアコン修理

BMW専門店スパークオート メカニックの門田です。
今回は、門真市K様のBMW  F32  420i  BEAMコンプリートです。
エアコンが効かないとご来店されました。
実際に点検してみると、吹き出し口からはA/CがONにもかかわらず送風というか温風が出ています。
A/Cガスを点検するためにゲージを繋ぎます。
ゲージで確認すると、A/Cガスが少なくなっているようです。
試しにA/Cガスを補充してみると、200g補充すれば冷たい風が出てくるようになりました。
エアコンのシステムは正常のようです。
となれば、A/Cガスが抜けた原因を探っていきます。
ひととおり目視で点検してみると、A/Cコンデンサーに漏れている形跡があります。
リークテスターで確認してみると、コンデンサーの黒ずんでいる付近で反応がありました。
A/Cコンデンサーから漏れているのは間違いなさそうです。
K様に交換のお見積もりをお伝えし部品を手配します。
部品が届くまでの間にコンデンサーを取り外しにかかります。
コンデンサーを外すにはラジエーターを外さないと取外しできません。
まずは、A/Cガスを抜きます。
つづいてクーラントを抜き、サクサクとラジエーターを取り外します。
ラジエーターが外れたら、コンデンサーを取り外します。
取り外したコンデンサーがコチラ↓
漏れているのがコチラ↓
到着した新品のコンデンサーを逆の手順で組付けていきます。
復元作業が終われば、A/Cガスの配管内を真空にしていきます。
真空ポンプを使い、真空引きしていきます。
15分ほど真空引きを行い、ゲージで高圧・低圧ともに真空になっていることを確認します。
その後、そのまま真空状態を保持できるか30分ほど放置しておきます。
30分後、真空になったままであることを確認したら、A/Cガスの充填です。
規定量A/Cガスを充填したら、エアコンの効き具合をチェックします。
冷たい風が出ていることを確認し、念のため温度計でも確認します。
問題ないくらい冷えていることを確認したら、リークテスターでその他の漏れが無いかを確認して作業終了です。

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メカニックの門田でした

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