大阪府K様 BMW F31 320i エンジンチェックランプ点灯修理
ラムダセンサー交換リプログラミングBMW F31BMW東大阪市DMEソフトウェアエラー
BMW専門店スパークオートの津村です。
車検整備でお預かりの大阪府K様のお車、BMW F31 320iがエンジンチェックランプ点灯しているとの事で修理のご依頼をいただきました。
早速汎用テスターの方で診断をかけてみます。
するとこのようなエラーが入っていました。
ラムダセンサーが怪しい感じもしますが、どこかしらから二次空気を吸っている可能性もあるような感じです。
念のためBMW用のテスターで再度診断をかけてみます。


するとこのような診断結果が出ました。
DMEのソフトウェアエラーがあるので新しいプログラムにプログラミングしなおせば治るかも的な感じです。
とりあえずやってみないとわからないため、お客様にご了解をいただきリプログラミングをする事に。
ただ、F系以降はプログラミングは車両一台分する事になるので、他のモジュールもリプログラミングする事になります。
プログラミング中は黙って見ている事しか出来ないため、終わるまでじっと待ちます。
時々途中で失敗したりエラーが出たりする事があるため、失敗しないか見ているだけでも神経がすり減ります。
プログラミング後はバルブトロニックの再学習を実施。
リプログラミング後、暖機が取れたらアイドリング中の回転のばらつきはなくなったのですが、冷えている時にエンストするように・・・
再度テスターをかけてみると、ラムダセンサーがやはり駄目なようです。
ラムダセンサーの交換のご了解を得て交換します。
交換前は動いていなかったラムダセンサー(キャタライザー前)が交換後はきっちり動作しています。
冷機始動直後の不安定さもなくなりエンストもしなくなり、消去しても再度入っていたラムダセンサーのエラーも消えました。
今回はDMEのソフトウェアエラーとラムダセンサーの不具合と云う少し珍しいパターンの故障でした。
兎にも角にも治って良かったです。

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