大阪府H様 BMW G30 530i オーバーヒート
オーバーヒートエンジンオイル漏れ冷却水漏れBMW 東大阪市オイルフィルターブロック交換ヘッドガスケット抜け
BMW専門店スパークオートの津村です。
大阪府H様のお車、BMW G30 530iがオーバーヒートとの事で搬送されて来ました。
確認すると冷却水が空になっていたため、とりあえず補水。
いくら入れてもすぐなくなるため、ラジエター周りやホース周りを確認してみるも、特に漏れている様子はありません。
下を覗いてみると水がボタボタ落ちて来ています。
リフトに空きがなかったので数時間そのまま放置していると、エンジンオイルが一緒に漏れて来ている様子。
この両方が通っている場所で漏れそうな箇所は想像がつくのですが、リフトが空いたので上げて確認してみると、予想通りオイルフィルターブロックの取り付け部から漏れています。
オーバーヒートしてからの走行距離や時間が気になりましたが、とりあえず該当部分を治さない事にはどうにもならないのでご了解を得て作業にかかりました。
最初にエンジンオイルを抜いたところ、最初に冷却水がダバダバと・・・・
その後茶褐色のオイルがドロドロと・・・
オイルフィルターを外すとこんな感じ。
水が混入して長時間撹拌されると、オイルが乳化して白くなるのですが、これはその初期的な状態です。
オイルフィルターブロックのオイル通路と冷却水の通路が繋がっているのが想像出来ます。
と云うことは、冷却水系統にもオイルが入っている事を意味しており、不良部品を交換後にエンジン及び冷却水系統のフラッシングが必要になります。
オイルフィルターブロックを外してみたら、ドロドロのグチャグチャな状態。
本体がプラスチック製なためシールの劣化もあるでしょうが、本体が歪んでの事だと思われます。
取り外したエンジン側も酷いものでオイルと水が各々混じりロクでもない状態です。
新品の部品を組付けてエンジン及び冷却水系統のフラッシングを各3回実施。
したのはいいのですが、何やらラジエターホースが異様にパンパンに張っています。
冷機始動時にラジエターキャップを外した状態で泡が出て来ないか見ていたのですが、暖機が進むにつれて微細な泡が冷却水に混入して圧力が上がって来るようです。
そもそもインテークマニホールドを外した時にエンジン内部から焦げ臭い匂いがしていたのでヤバそうな予感はしていました。
ヘッドガスケットが抜けているようです。
ヘッドが歪んでいる程であれば、始動直後から勢いよくサブタンクから吹き返しがあると思われるので、軽い抜けだと思われます。
しかし抜けているとシリンダーから圧縮された空気が冷却水側に抜けて来るので、ラジエターキャップの圧力弁が開いて水がどんどん出て行ってしまう事になります。
治すにはヘッドガスケットの交換しかありませんが、シリンダヘッドを降ろしたら降ろしたであれもこれも交換が必要ってなる可能性も。
そのような感じで現在お客様と方針をご相談中です。

コメント